卒業制作コンテスト 
Thursday, 10, March, 2011, 17:44 - EVENT
穴吹カレッジグループ卒業制作コンテストに審査員として参加してきました。学生なりに自分自身の感覚と言葉で考えていることが分かる幾つかの作品に出会えたことは良かったと思います。ただ学生本人に会えなかったのが少し残念です。この度は建築分野の審査をしたのですが、インテリアやグラフィック分野の学生の作品も、審査とは関係なく見させていただきました。中には思わず笑ってしまうような愉快な作品もあり、とても楽しめました。建築の場合は、図面や模型などで間接的にしか自分の作品を表現することができず、自分の考えた実際の空間を生身の体で体験するには、少なくとも数年は待たないといけないことになります。その点、家具の製作やグラフィックや絵を描く人は、自分の世界観を直接手の中で触れることができるので、作品自体からそれをつくっている人の楽しさや興奮がダイレクトに伝わって来ます。建築も学生たちにとって、そんな楽しいものであって欲しいものですが、そのためには他の分野の人よりもよりスケールの大きなイマジネーションが必要なのだと思います。建築の難しさと楽しさを思い返した一日になりました。

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建築の楽しい見方をお話します 
Saturday, 18, September, 2010, 20:06 - EVENT
下記のイベントで建築史家の加藤耕一先生と若手建築家の小川文象さんと一緒に、建築や街の楽しい見方についてお話します。専門的な建築の話ではなく、身近な建築が楽しく感じられるようなお話をしたいと思いますので、どなたでもお気軽に参加して下さい。広島の街を歩くのが少し楽しくなるようなきっかけがつくれればいいなと思っています。



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THE談  五十嵐 淳×木本一之@旧日本銀行広島支店 
Friday, 11, June, 2010, 22:37 - EVENT
建築家の五十嵐淳さんと金属造形家の木本一之さんの講演会に行ってきました。2人の素材に対する思い入れがぶつかり合って、面白い講演会でした。「鉄が大好きで、プラスチックが大嫌い」と断言する木本さんと「FRPやポリカーボネートの質感やそれを透過する光が好き」という五十嵐さんの熱い議論が会場を盛り上げました。私自身は鉄のような重たい素材に惹かれ、その点で木本さんの感覚に共感する一方で、五十嵐さんの投げかける「多くの人が鉄や木や石が錆びたり退色したり古びたりする事に風情を感じるのに樹脂系素材が変色したり硬化したりするプロセスが受け入れられないのはなぜか?」という問いに強く惹きつけられました。「質量の大きい素材ほど高級で愛着を感じているのではないか」とか、「石油からつくられて、形がいとも簡単に変えられるものはダメだ」とかいろいろな分析が語られましたが、要するに2人ともそれぞれの素材がどうしようもなく本気で好きなことがはっきりと分かりました。木本さんにとっては、長年振り下ろしてきたハンマーの数だけ、鉄という素材がかけがえのないものになったのでしょうし、五十嵐さんにとって共に厳しい北海道の気候に立ち向かってきた苦労の分だけ、ポリカが大切なものになったのだろうと、言葉の向こうに2人の素材と向き合ってきた時間を想像しました。「あなたがそのバラのために失った時間の分だけ、そのバラはあなたにとってかけがえのないものになる」というある本の中で見つけた言葉を思い出しました。

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建築系フォーラム2010 
Monday, 22, February, 2010, 00:10 - EVENT
広島国際大学学生有志主催の建築系フォーラム2010/地方建築家のロールモデルを考えるにパネラーの一人として参加させていただきました。建築系ラジオという大人気の新しい独自のメディアを立ち上げた松田達さん、大学生達と一緒に毎月建築イベントをやっている北川啓介さん、独立してから数百のコンペにチャレンジしてきた松岡聡さん、それぞれに話を聞けば聞くほど刺激的な人たちで、自分の普段の活動があまりにも型にはまったことのように思えてきます。学生のみなさんにとっては、少し詳細で難しい話になってしまったかもしれません。唯一の地元のパネラーとしてもっとわかりやすい話題を提供できればよかったなと反省しています。このフォーラムの音声はきっと松田達さんが建築系ラジオで公開してくれると思います。後の打ち上げの時の話も面白いと思うので是非期待して下さい。

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繋ぐ修景の手仕事 
Thursday, 18, February, 2010, 22:12 - EVENT
宮本忠長さん講演会に行って来ました。
題して「繋ぐ修景の手仕事 長野県小布施町-40年の歳月をかけてのまちづくり-」です。
講演会のスタートは小布施町の紹介ビデオから始まりました。1人の建築家が1つの町や地域を自分の作品として紹介するという事に大変驚きました。素晴らしい事で、とても羨ましく思います。宮本さんは40年の歳月をかけて少しづつこの町をつくる事にかかわってこられました。こういったまちづくりに建築家の個性が発揮される例としては、他には槇文彦さんのヒルサイドテラスなどが挙げられると思いますが、とにかく日本では奇跡に近い程珍しいことだと思います。自分もいつか町や地域の歴史をつくるようなプロジェクトにかかわりたいと思いました。

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