田んぼの魅力 
Thursday, 29, May, 2008, 21:54 - THOUGHT
ル・コルビュジェという建築家は「住宅は住むための機械である」という有名な言葉を残しましたが、その言葉を借りれば「水田とは米を生産する機械である」といえます。
のどかな田園風景を見るとつい忘れてしまいがちですが、それらは全て人間が食料を生産するために自然環境を作り変えた一種の道具や機械のようなものです。
にもかかわらず、人工のものとは思えないほど自然と調和しているのは決して見た目だけではない事を今さらながらに知って、少し感動しています。
山の水と養分をポンプや電力などを全く使わずに自然の重力だけでたくさんの水平面に分配していること。
水によって、稲だけでなく、周辺の環境の温度調節をしていること。
稲は米として消費されるだけでなく、他のあらゆる部分が衣食住全てに再利用されている事。
他にも挙げればきりがなく、まだ知らない事もたくさんあるのですが、とにかく全てに無駄がなく循環していて、これ程洗練されたサスティナブルな機械は思い当たらないのです。
人間の生産活動と自然の対立がいろいろな面で問題とされている時代にあって、人間がつくったものでもここまで自然とフレンドリーになれるという事を知って、少し勇気付けられるのです。





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